岡山県倉敷市の中学生のための軟式野球チームです。
2001年(平成13年)にマスカットスタジアムで開催された全国中学校軟式野球大会に向けて競技力強化の為に、岡山県中体連野球部が中心となり県内各支部が立ち上げた各中学校の希望者の中から選抜されたチームのひとつです。当時は各支部選抜から最終的に岡山県選抜にまでセレクションを絞り込んでいました。岡山クラブとして1999年(平成11年)初出場の全日本少年年式野球大会(横浜スタジアム)で準優勝のデビューでした。
その後、県選抜を廃止し各支部のチームで県代表を目指し予選会を行うことにしました。2019年(令和元年)には倉敷クラブとして全日本少年軟式野球大会優勝の栄冠に輝きました。
2023年から国が部活動の地域移行を進める中、学校での活動は制限され「もう少し練習したい」と願う子ども達のために、トレーナーとして多くの先生方が繋いでくださったバトンを再び持つお手伝いをさせていただきます。2024年から年間を通して練習できるように活動内容を変更し新たな体制でスタートしました。
部活動の在り方が変わりました。「倉敷クラブphilosophy」はこれからの少年野球指導に活かすために、今までの経験からの「気づき」と現倉敷クラブスタッフの「想い」を参考に、特に監督の「想い」を忖度して作成しました。
*Enjoy楽しむ
多くの野球少年たちは体育と野球は好き、勉強は嫌いという人が多いようでした。英語が嫌いなのは英語じゃなくて教える先生が嫌いです。極端になると、「嫌う」→「バカにする」→「差別する」という最悪の思考になりかねません。人の好き嫌いで自分の道を狭くしません。
*Think wisely考える
使えるものはすべて使います。頭も使って野球をします。なぜ上手くいったのか、その逆だったのかを常に考えることです。みなさんは育成年代の選手です。16歳までに基本を落とし込むことが大切です。将来、主体性(自ら考えること)を持ってプレーできる選手になる為に今からしっかり考える癖をつけましょう。
*Do your best全力で *Improve進化する *Concentration集中する
*Communication会話する
多くの人は強いリーダーシップを求めます。が、桃太郎は「俺は鬼をやっつける!」と言っただけで犬、サル、キジがついて行きました。「俺について来い」とは一言も言っていません。考え方や能力の違い等あらゆる多様性を認め合い、同じ方向性に向けて、共感、協力し合って力を結集させていく一人ひとりのキャプテンシップを大切にするチームでありたいと思います。
*One team仲間と共に
スポーツは上手くなるため、強くなるため、勝つために集まっています。勝てるようになると、4番が打ってくれたから、ピッチャーが抑えくれたから、とお互いを認め感謝する心が湧いてきます。その結果一体感が生まれます。一体感を作ろうとBBQからスタートしても負けてばかりだと不平不満や誰かの批判が出てきます。チームワークとは、できないことを誰かにやってもらう事ではなく、自分の役割を100%果たす力をつけること、さらにそれ以上の力をつけて仲間のミスをカバーできる力をつけようと努力することです。簡単ではありません。
日本の武道に守・破・離という言葉があります。子ども達は「守」、基本をしっかり身につける時期です。ただし一人ひとり個性や能力が違いますので、同じ型にはめ込むことは不可能です。たくさんの情報の中から自分にとっての最適を見つけてください。
7つの単語は子ども達への願いであり、大人としての活動理念にしたいと思います。子どもを輪の中心に据えて、周りの大人たちがみんなで、それぞれができることで支援していくイメージです。こうあるべきだという絶対的なものではなく、緩く今後も進化させていこうと思っています。
なお作成に当たり元サッカー日本代表監督、岡田 武史氏(現FC今治代表)のフィロソフィーを参考にさせていただき、FC今治様にはこのままを見ていただきオリジナルの「倉敷クラブphilosophy」としての活用を応援していただいています。日本一のクラブを目指してがんばりましょう!
2024年8月25日倉敷クラブ結成会で提示させていただき選手、保護者、スタッフ等ご参集のみなさまの賛同を得てスタートしました
2024年9月1日(日)計測会・8日(日)基本練習
写真は打球速度計測
連島南中学校で1日に計測会(体格・柔軟性、運動能力、基本技能)を実施、8日に基本練習(講義、守備基本、打撃基本、体づくり)を学習しました。よい選手とは、いつも心と体が元気で練習(試合)できる人です。そのためにはケガをしてはいけません。いきなり全力で投げたりしない、アップとダウンがきちんとできる選手になりましょう。教わった多くの学習内容から自分に必要な練習を選びこつこつ続けることが必要です。
2024年10月~12月FlexibilityClass(柔軟性教室)
FC(Flexibility Class・柔軟性教室)のご案内
FC(柔軟性教室)、「Flexibility」辞書には…
1 曲げやすいこと、屈曲性、柔軟性、しなやかさ
2 御(ぎょ)しやすさ、すなおさ
3 適応性、融通自在、弾力性
…とあります。柔軟性を上げることで動作をするときに体のコントロールが容易になります。
*投球動作で最も負荷がかかるフェーズは、肩関節最大外旋からボールリリースの間です。…と言う事は、ブリッジができる肩甲帯・胸椎・胸郭周辺の柔らかさが必要になります。
*ワインドアップからリリースまでの加速に必要な筋群をアクセル筋、減速し動作を収める役割をブレーキ筋と呼んでいます。ブレーキ筋は肩甲骨から上腕骨頭につながる筋群(インナーマッスル)の柔軟性を指します。
*ケガをせずにスポーツを楽しむためには必ず必要な身体能力の一つです。
倉敷クラブメンバーの中で、倒立が苦手、ブリッジが苦手、開脚前屈が苦手な人で安全に練習場と家を往復できる人限定で参加者を募集します。
期間は10月~12月を予定しています。ご希望の方は無理のない範囲でご参加ください。
FC倉北 火曜日19:00~20:00倉敷北中格技場(原則毎週)
FC福田南 日曜日17:00~18:00福田南中柔道場(月2回程度)
FC新田 日曜日18:30~19:30新田中柔道場(月2回程度)
指導はトレーナー、岡田幸仁が行います。
ご希望の方は部活アプリ・スケジュールから参加を選択してください。